2021.04.16

RKSを知る!連載第7回目:kubernetesリソースの展開

文:SIOS Kishi

カテゴリ

タグ

CONTENTS

この記事をシェア:

Facebook Twitter LINE

はじめに

「RKSを知る!」の連載第8回目の記事としまして、RKSクラスター上でのリソース展開を軸にRKSWebUIでどのようなリソース管理が可能かを記載していきます。

本連載についてはリンクページを用意していますため、概要や連載記事は下記URLからご確認ください。
RKSを知る! 概要&連載リンク集

RKSで管理できるリソース群

RKSで管理できるリソースは以下の二つがあります。

 ・Service(Load Balancer)

 ・Persistent Volumes

PodやDeploymentについては、デプロイしたRKSクラスターにアクセスして確認する必要があります。RKSのクラスターアクセス方法については、「RKSを知る! 連載第4回目 : RKSクラスターの管理」でご説明していますので、そちらをご参照ください。

RKSでリソースをデプロイしてみる

実際にアプリケーションデプロイした際のRKSクラスターとWebUIの比較をしてみました。

今回はアプリケーションの内容については割愛させていただきますが、WordPressアプリケーションをRKSクラスター上にデプロイしてみました。

まず、WebUI上からServiceとPersistent Volume Claimを確認してみます。

上記の画像のようにServiceとPersistent Volume Claimが管理されていることがわかります。

では、PodやDeploymentなどの各種リソースはどうでしょうか。

RKSクラスターにログインし各種リソースの情報を表示します。

コマンドを実行すると、正常にPodが稼働していることが確認できます。

また、RKSWebUIで表示されているServiceとは別にタイプLoadbalancer以外のServiceリソースも確認できます。

さいごに

RKSはフルマネージドであるため、WorkerNodeやMasterNodeに障害が発生した場合は自動的にプロビジョニングし、管理してくれます。

しかしながらアプリケーションに関しては、Service(Loadbalancer)とPersistent Volumeの確認しかできないため、実際にリソースが正常に稼働しているかはRKSクラスターにアクセスして確認する必要があります。

Ridge Cloudはスタートアップ企業のため、リソース管理面にしても、様々なアップデートを予定しているため、今後WebUi上で各種リソースの情報を管理できるようになるかと思います。

文:SIOS Kishi

カテゴリ

タグ

相談したい
DXの課題何ですか?

DXの知識、導入事例を知りたい DXの知識、導入事例を知りたい セミナーに参加する

DXに関連する情報についてご紹介しています。お気軽にセミナー・イベントやウェビナーにご参加ください。

何から手をつけていいか分からない 何から手をつけていいか分からない サービスソリューションをみる

お客様ごとに、DX関連の最適なサービスソリューションがあります。まずはこちらからご覧ください。

自社の具体的な導入を検討している 自社の具体的な導入を検討している 各種お問い合わせへ

「DXの話だけでも聞いてみたい」「資料が欲しい」「相談したい」など、お気軽にご相談ください。