2021.04.23

RKSを知る! 連載第10回目 :マネージドKubernetesサービス比較調査 –料金編 —

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RKSと他のマネージドKubernetesサービスの料金について、料金形態や実際の算出結果を比較し、RKSのユニークな点は何か解説します。

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はじめに

「RKSを知る!」の連載第10回目の記事としまして、RKSと他のマネージドKubernetesサービスの料金について比較し、RKS独自の特徴について、調査した結果を解説したいと思います。

RKSの料金形態から、各マネージドKubernetesサービスとの料金比較を実施し、料金面でRKSのユニークな点に迫りたいと思います。

本連載についてはリンクページを用意していますため、概要や連載記事は下記URLからご確認ください。
RKSを知る! 概要&連載リンク集

RKSの料金形態

RKSの料金形態は連載第3回目に解説した通り、他のクラウドベンダ同様、使用したリソース分に課金される従量課金制を採用しています。
そのため、料金形態にて他のクラウドベンダとRidgeとでは差異はないと言えます。

RKSの料金は各データセンター毎に異なりますが、データセンターによってはリソースを細かく設定し料金が確定するタイプと他のクラウドベンダのように決め打ちのリソースを選択するタイプが存在し、計算方式が異なります。

リソース設定タイプでは、CPUコア数を1から最大数まで細かく設定でき、より柔軟なNode設計が可能で、料金については最小数を基準に算出されています。

RKS料金タイプ – リソース設定タイプ

台湾-台北ロケーション

リソース選択タイプはAWSやAzureのインスタンスと同一で、既に決められたリソースサイズから選択し、構成するNode性能を決定します。
料金も他のクラウドベンダと同じく、対象のリソースにより、料金が設定されています。
他のクラウドベンダにてインフラ環境を構築したことがある方は、こちらの方がイメージが付きやすいのではないかと思います。

RKS料金タイプ – リソース選択タイプ

アメリカ-ダラスロケーション

また、第9回目のWebUI編でも言及している通り、EKSやAKSは多機能である分、自身が想定したサービス以外にクラスタ構築のために別途サービスが利用されている場合があります。

そのため、料金概算で算出した料金と請求された料金に差異が生じるパターンも存在します。

RKSの場合、クラスタ構成時に設定できるリソースは各NodeのCPU,メモリ,ストレージサイズと非常にシンプルであり、どういった点に料金が発生しているか他のクラウドベンダに比べ、認識し易く、計算しやすい特徴があります。

データセンター毎に各設定可能項目のリソースに関しての料金が明記されているため、設計段階の料金概算と実際の請求料金に差異は発生しずらいと言えます。

RKSと他のマネージドKubernetesサービスの料金比較

RKSと他のマネージドKubernetesサービスとの間で料金の際があるか否か、構成内容を合わせた上で各クラウドベンダごとの料金比較を実施してみました。

今回の比較対象としては、AWSのEKSとAzureのAKSを選択しています。

料金は月額料金で算出し、比較表を作成しています。

なお、リージョンは日本で合わせようと思ったのですが、RKSはまだ日本のデータセンターと提携していないため、一番近郊である台湾-台北ロケーションにて料金計算を行っています。

料金算出のための想定構成は以下となります。

料金算出用想定構成

上記構成でのAWSとAzureにはそれぞれインスタンスタイプは以下となります。

AWS : m5.large

Azure : D2S v3

上記構成による料金算出結果は以下となります。

各マネージドKubernetesサービス料金算出結果

算出結果より、EKSとAKSは料金の差はあまりなかったのですが、RKSが1500円ほど安く利用できることが分かりました。

ロケーションはあくまで台湾-台北ロケーションであるのですが、構成台数やNode性能が同一で料金が安くなるのはRKSの強みであると言えます。

あとがき

今回は連載第10回目としまして、RKSと他のマネージドKubernetesサービスとの料金について、情報と実際の料金比較を実施し、RKS独自の特徴を解説しました!
実際に料金を算出した結果、RKSの方が若干安かったりと他のマネージドKubernetesサービスと明確な違いが見えてきたと思います!

次回更新もRKSと他のマネージドKubernetesサービスとの比較から、RKSのユニークな点に迫りたいと思います!


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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