2021.05.06

RKSを知る! 連載第13回目 :マネージドKubernetesサービス比較調査 –操作方法編

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はじめに

「RKSを知る!」の連載第13回目の記事としまして、RKSと他のマネージドKubernetesサービスの操作方法についての比較を行っていきます。RKSと他マネージドKubernetesサービスでGUIでの操作やCLIでの操作にどのような差異があるのかを確認していきます。

本連載についてはリンクページを用意していますため、概要や連載記事は下記URLからご確認ください。
RKSを知る! 概要&連載リンク集

GUIでのRKSと他マネージドKubernetesサービスの比較

まずはGUIでのRKSと他マネージドKubernetesサービスの比較していきます。

なお比較対象とする他マネージドKubernetesサービスはAKS(Azure Kubernetes Service)、EKS(Amazon Elastic Kubernetes Service)の2つとなります。

他マネージドKubernetesサービスについてのGUI操作については、AKS、EKSともにGUIでのクラスター構築、および管理が可能となります。しかしながらクラウドの各サービスと連携しKubernetesクラスタを運用していくため、必然的にベンダ固有の専門用語の理解や、Kubernetesクラスタ以外のサービスへの理解が必要不可欠となります。

また、AKS、EKSともにコマンドラインで実行するのと比べて、実行までのプロセスが簡略化されている操作もありますので、前提として設定内容を熟知していなければ想定外の結果を引き起こす可能性があることも視野に入れておく必要があります。

RKSについてもGUIでの操作が可能ですが、実行可能は操作はかなり限定的となっています。

主な操作可能な項目は以下となります。

・ノードプール管理(ノードプールの追加、削除,WorkerNodeの追加削除)

・リソース確認(Load Balancers、Persistent Volumes)

・アクセスコントロール設定

RKSのGUI操作では特定のリソース以外はGUI上で確認することもできないため、操作できる項目はかなり少ない状況となっております。RKSについては現状ではコマンドラインベースのKubernetesクラスタ操作が必須となります。

CLIでのRKSと他マネージドKubernetesサービスの比較

続いてCLIでのRKSと他マネージドKubernetesサービスの比較していきます。

まず、AKS、EKSともにクラウドサービス専用のWebコンソールが存在します。AKSはAzure Cloud Shell、EKSではCloud9というサービスを介して対象のKubernetesクラスタにアクセスし操作することができます。

また、両者ともにローカル環境から操作することができるCLIも存在します。

AzureではAzure CLI、AWSではAWS CLIをローカル環境に導入することで、ローカル環境でもKubernetesクラスタを操作することが可能です。

RKSについてはWebコンソールはありませんが、ローカルのKubernetes環境からトークン情報を追加することでRKSクラスタを操作することが可能です。

※RKSのクラスターへのアクセス方法については「RKSを知る! 連載第4回目 : RKSクラスターの管理」に記載しておりますので、そちらをご参照ください。

クラスターにアクセスすることでRKS上にデプロイされているすべてのリソース情報を管理することができますので、RKSでのCLI操作は必須といえるでしょう。

まとめ

ここまでRKSと各クラウドベンダについての操作方法を記載していきましたが、全体をまとめた図がいかになります。

項目RKS他クラウドベンダ
GUI操作可能だが、対象項目が限定的であり、運用はGUIだけでは不可能。GUIで操作可能だが、専門用語や連携している他サービスの理解などの深い理解が必要となる。
WebコンソールWebコンソールは実装されていない。Webコンソールが実装されており、コマンドラインベースの操作が可能。
CLIローカルのKubernetes環境にRKSのトークン情報を追加することでローカル環境からRKSにアクセスすることができる。専用のCLIツールを導入することで、ローカル環境からKubernetesクラスタにアクセスすることが可能。

RKSと他クラウドベンダでは操作方法に差異はありますが、どちらもCLIでの操作ができるということは結果としてわかりました。GUIの操作に関しては、RKSだけではなく、AKS、EKSともに専門用語や独自のサービスがございますので、どのクラウドベンダであっても深い理解は必要となります。

RKSの深い操作方法などは過去のブログ記事でも投稿しておりますので、是非一読いただければと思います!

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