2021.09.22

Openshift Container Platform4.7 モニタリングスタック設定

文:

カテゴリ

タグ

CONTENTS

この記事をシェア:

Facebook Twitter LINE

はじめに

これまでの投稿にてOCPクラスタの構築やカタログデプロイ方法などを紹介させていただきました。

今回は、OCPのモニタリング設定をご紹介させていただきます。

OCPは構築後、ログの保存期間やアラートを外部連携したシステムに通知するための設定などを行う必要があります。

本記事では上記のようなモニタリングに関する設定方法をご紹介させていただきます。

本記事では構築されたOCPが稼働しているサーバ内でのコンソール操作も必要となります。

そのため、OCPがすでに構築され、正常に稼働していることを想定しています。

OCPの構築手順については、別途ブログ記事を公開しておりますので、そちらをご確認ください!

モニタリングログの保持期間変更

モニタリングのログを適切に設定することは、システムの保守性を保証するために必要な必須の項目であると考えています。

OCPではモニタリングのログを保持、および保持期間をカスタマイズすることができます。

設定手順

1.OCPモニタリングコンポーネントとなるConfigMapリソースcluster-monitoring-configが作成されているかを確認します。

oc -n openshift-monitoring get configmap cluster-monitoring-config

※上記はデフォルトでは作成されていないリソースとなります。

2.cluster-monitoring-configを作成するため、「cluster-monitoring-config.yaml」を作成します。

vi cluster-monitoring-config.yaml

3.以下の内容でcluster-monitoring-config.yamlを編集し、設定を保存します。

apiVersion: v1
kind: ConfigMap
metadata:
  name: cluster-monitoring-config
  namespace: openshift-monitoring
data:
  config.yaml: |
    prometheusK8s:
      retention: 1w
      volumeClaimTemplate:
        spec:
          storageClassName: gp2
          resources:
            requests:
              storage: 40Gi	

◆編集箇所

・retention: 任意のデータ保持期間を設定(s (seconds), m (minutes), h (hours), d (days), w (weeks), y (years).で設定)

・storageClassName: AWS側のOCPでデフォルトで設定されているstorageClass「gp2」を設定

・storage: 任意の容量を設定

設定反映

# oc apply -f cluster-monitoring-config.yaml

4.作成したConfigMapを確認し、設定が反映されていることを確認します。

oc describe configmap cluster-monitoring-config  -n openshift-monitoring

アラート外部連携方法

OCPは特定のアラートを外部システムに連携することが可能です。

OCPのアラートは以下を対象に外部連携が可能となっております。

  • PagerDuty
  • Webhook
  • Email
  • Slack

今回はSlackに外部連携する手順を以下に記載します。

SlackWebhook を使用した外部連携となりますのでSlack側の設定に関しては以下をご参照お願いします。

https://api.slack.com/messaging/webhooks

手順

1.クラスター設定→グローバル設定→Alertmanagerを選択し、Alertmanagerの設定画面に移動します。

2.レシーバーの作成を選択し、必要情報を記載し、設定を保存します。

 ◆入力情報

  ・レシーバー名:任意

  ・レシーバータイプ:Slack

  ・Slack API URL:SlackWebhook作成時に設定されるWebhookURLを記載

  ・チャネル:SlackWebhookで設定したチャネルorユーザーを記載(ハッシュタグ「#」も含めて記載すること )

  ・詳細設定の表示から「解決済みのアラートをこのレシーバーに送信しますか?」にチェック(設定後、テスト的にアラートを送信させるため)

  ・ルーティングラベル:任意のアラート名を記載(すでに発生、および解決されているラベルを設定することでテスト的にアラートを受信することができる)

3.設定完了後、対象のチャンネルにアラートが送信されていることを確認します。

さいごに

OCP4.7では構築完了後の設定も多く存在しております。

OCP4.7は多くの機能を保持しているため、それらを最大限利用するためには各種設定方法の理解も必要となります。

今後もOCP4.7に関わる情報を発信していきますので、ご参考になれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!!

文:

カテゴリ

タグ

今解決したいDXの
お困りごとなんですか?

DXの知識、導入事例を知りたい DXの知識、導入事例を知りたい セミナーに参加する

今取り組むべき事業のDX推進や、本当に活用できるコンテナ製品の導入プランをご紹介しています。お気軽に無料ウェビナーにご参加ください。

何から手をつけていいか分からない 何から手をつけていいか分からない サービスソリューションをみる

DX推進に取り組みたいが詳しい人材がいない。
まずどこから始めればいいのか、どういう方法があるのかイメージが掴め切れていない。

自社の具体的な導入を検討している 自社の具体的な導入を検討している 各種お問い合わせへ

コンテナ製品のご提案や人材育成支援も行います。事業のDX推進でお困りの方は、こちらからお問い合わせください。