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2022.06.02

Red Hat Enterprise Linux 9 のリリースとライフサイクル

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2022年5月10日〜11日に開催されたRed Hat Summit 2022にてRed Hat Enterprise Linux 9 (RHEL9)のリリースが発表されました。

一番の目玉と言える発表はこの「RHEL9」になりますが、この他キーノートの中では以下のデモについても発表がありましたので関心のある方は今からでもオンデマンド配信を視聴が可能になりますので登録の上でご視聴頂くことをおすすめします。

Red Hat Summit 2022
https://www.redhat.com/en/summit

本題のRHEL9について触れていきますが、正式なリリース日は2022年5月18日となります。ここから約10年間の製品ライフサイクルが設定されており、メンテナンスサポートの終了日は2032年5月31日と設定されております。

メンテナンスサポート終了後には2年間の延長サポート期間(ELS)が設定されているため、これから長期運用を計画するシステムではRHEL9での検討を頂くことが推奨されます。

Red Hat Enterprise Linux9におけるライフサイクルスケジュール

  • 2022年5月18日 リリース
  • 2027年5月31日 フルサポートを終了
  • 2032年5月31日 メンテナンスサポートを終了
  • 2034年5月31日 ELS終了
説明フルサポートメンテナンスサポート延長ライフフェーズELSアドオン
Red Hat カスタマーポータルのコンテンツへのアクセス
セルフサポート
テクニカルサポート無制限無制限制限あり無制限
セキュリティーエラータの随時リリース
バグ修正エラータの提供
マイナーリリース
新しいハードウェアへの対応限定的
(仮想化を利用)

(仮想化を利用)
ソフトウェアの機能拡張
更新されたインストールイメージ
Red Hat Enterprise Linux のライフサイクル
出典:https://access.redhat.com/ja/support/policy/updates/errata

ライフサイクルの詳細については、下記URLよりご確認ください。
https://access.redhat.com/ja/support/policy/updates/errata

RHEL9では、リリースから5年間はフルサポート期間となり、新しい機能の追加やハードウェアへの対応が随時行われます。2027年6月1日移行のメンテナンスサポート期間に移行すると新たな機能の追加や新たなハードウェアの対応が行われなくなります。しかし、セキュリティエラータの対応やバグ修正は行われますので運用面では安心してご利用いただける状態が続きます。

注意頂きたいのが2032年5月31日にメンテナンスサポート期間が終了した後の運用です。

2032年6月1日以降、延長ライフフェーズに入るためカスタマーポータルは引き続き利用できるためセルフサポートは行う事ができます。しかしサポートは限定的になりセキュリティやバグ修正のエラータは受けることができないため運用上のリスクを伴う形になります。2032年6月1日以降も運用が計画される場合はELSアドオンの購入をおすすめします。

その他、バージョンにおけるステータス(2022年6月1日時点)

v8:2024年5月31日 フルサポートを終了(メンテナンスサポートは2029年5月31日に終了)

v7:2024年6月30日 メンテナンスサポートを終了(2024年7月1日からELS add-on)

V6:2020年12月1日から2024年6月30日までELS add-on 期間

サイオステクノロジーが提供するRed Hat Enterprise Linux9 関連情報

RHEL9での変更点(セキュリティ編:Part1 SELinuxの無効化について)

RHEL9での変更点(セキュリティ編:Part2 SELinuxのパフォーマンス向上について)

RHEL9でPostgreSQLのインストールと論理レプリケーションの構築

RHEL9でRedisのインストールとRedis Clusterの構築

RHEL9でMySQLのインストールとInnoDB Clusterを構築、リカバリしてみよう

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