i-FILTER
i-FILTERとは、業務に関係ないサイトアクセスを制限することで、業務効率の向上を図ると共に、私的インターネット利用が原因で起こる情報漏えい等のさまざまな危険から回避し、企業の信用を守るソフトウェアです。また、最新のバージョンでは、内部の情報漏えい対策だけでなく、外部からの標的型攻撃にも対応し「安全なWebの世界」を実現します。
製品の特徴
「i-FILTER」は、アクセスしたいWebをクリックできるホワイト運用を実現します。
「i-FILTER」のDBはVer.10より、従来の「ブロック対象となりうるURLをカテゴライズする方式」から、「あらゆるURLをカテゴライズする方式」に変わりました。検索サイトでヒットする国内のWebサイトのURLをコンテンツのURLまで含めてDB登録することにより、安全なWebサイトにのみアクセスさせる世界を実現します。
公開されたばかりのWebサイトや検索サイト自体が網羅できていないURLなど、アクセスしようとするURLが未知のURLだった場合は、「i-FILTER」のクラウドDBに通知され※、デジタルアーツにてカテゴリ分類したあとにローカルDBに配信することで、高網羅率を維持しています。
日本語コンテンツで「閲覧して問題のないサイト」と判断したものは、1営業日を目処にカテゴライズ。ローカルDBへの配信は、1営業日中に4回実施しています。
※通知されるのは個人情報を含むパラメーターを取り除いたURLのみ
- 持ち出し端末のWeb通信制御とエンドポイントセキュリティ対策を実現
- 情報漏洩リスクを解決するセキュアブラウザー機能
- 導入負荷を軽減するクラウドサービス
主なメリット
「標的型攻撃の温床となる改ざんサイトにアクセスさせない」
サイトに直接埋め込まれたマルウェア(実行ファイル)のダウンロードをブロックすることで防ぎます。
「認証情報が必要なサイトが改ざんされていないか心配」
正規のWebサイトが改ざんされたフィッシングサイトへの認証情報の漏洩も防ぎます。
「マルウェア感染の疑いのある端末を隔離する」
「脅威情報サイト」などのURLにアクセスしたクライアント端末を隔離します。
「SSLデコードなしで通信をしている怪しいセッションを強制切断」
不審なHTTPSセッションを強制切断することが可能です。
「SIEM製品との連携をサポートするカスタムログ機能」
SIEM製品と「i-FILTER」のアクセスログをリアルタイムで連携可能にします。
「プロキシとしても優秀なユーザー認証機能」
認証により得られたユーザー名・グループ名をグループ振り分けに使用できるほか、認証アカウントでのログ管理が可能です。
「情報漏洩リスクのあるシャドーITをWebサービスの制御で抑止」
Webサービスごとに「ログイン、書き込み、アップロード、ダウンロード」等の機能を制御できます。
「ファイルのアップロードや書き込みを制御し、事後確認も可能」
アップロードされたファイルや書き込み内容もログに保存します。
「組織や役職に応じたユーザー管理や運用ルールの設定」
部署や役職ごとに柔軟なポリシーを設定・適用することができます。
「多数の採用実績に育まれた機能群で複雑な独自設定にも対応」
さまざまなURLカテゴリのフィルタールールをご用意。そのまま活用したり、独自に加工して利用したりすることが可能です。
「既存保有URLリストで独自のURLカテゴリを作成」
すでに保有しているURLリストをインポートして独自のカスタムURLカテゴリを作成し、フィルタリングや各種プロキシ機能のルールに適用できます。
「日々のアクセスにより、ユーザーへのIT教育も支援」
ITリテラシーに関する選択問題を表示します。
「独自開発の共有キャッシュ機構で動的コンテンツにも対応可能」
メモリキャッシュとディスクキャッシュを自動で使い分けたり、複数台サーバーでの共有も可能です。
「ドリルダウンで複数の条件を掛け合わせて表示可能」
「脅威情報サイト」カテゴリからサイトにドリルダウンし、ユーザーが具体的にどのようなサイトにアクセスしていたかをレポート画面上で詳細に調査できます。
「目的に応じて、さまざまな角度から利用状況を分析できる」
スタンダードな「比較分析」のほか、目的に応じて様々な分析が可能です。
価格体系
新規 | 更新 | |
i-FILTER Ver.10 | IHPS-NN00029 | IHPS-KK00029 |
¥9,800 | ¥4,900 | |
i-FILTER@Cloud | ICLL-NN00010 | ICLL-KK00010 |
¥6,000 | ¥6,000 |
※上記価格は最小購入ライセンスとなり、購入ライセンス数が増えるにつれ、価格ラダーが変更となります。詳しくはお問い合わせください。