RKSを知る! 連載第20回目 :マネージドKubernetesサービス比較調査 –サポート体制編

テクノロジー

はじめに

「RKSを知る!」の連載第20回目の記事としまして、マネージドkubernetesサービスを展開しているRidge Cloud、およびAzure、AWSのサポート体制を比較しつつ、ベンダーのサポート体制について解説したいと思います。

本連載についてはリンクページを用意していますため、概要や連載記事は下記URLからご確認ください。

RKSを知る! 概要&連載リンク集

Azureのサポート体制

Azureのサポート体制は以下4つのグレードに分けられています。

・Basic

-料金:無料

Basicレベルでは無料のサポートプランとなりますが、基本的にはAzureに内包されているサービスの操作レベルの範囲でのサポートしか受けられません。

・DEVELOPER

-料金:$29

DEVELOPERレベルでは調査、検証レベルの範囲でサポートを受けることができるため、非運用環境でAzureを管理している場合はDEVELOPERレベルで対応が可能です。

・STANDARD

-料金:$100

STANDARDプランでは運用ワークロードレベルでのサポート受けることができ、実運用に影響がある問題が発生した場合は最長4時間以内の回答をもらうことができます。

・Professional Direct

-料金:$1000

Professional Directプランではビジネス上の重要な用途で用いられるプランのためAzureでの大規模な環境などを想定したサポートプランとなります。

運用上で影響度の大きい問題が発生した場合は1時間以内の回答が受けられる上、ProDirect Delivery Manager によって提供されるアーキテクチャガイダンスや、オペレーションサポートを主軸としたAzure Advisorなど、各種サービスを利用することができます。

AWSのサポート体制

AWSのサポートプランとしては以下の4つが存在します。

・ベーシック

-料金:無料

AWSサービスの利用料に含まれる通常のサポートプラン 追加料金を払わず、使用することが出来るが、AWSの技術的なサポートやメールなどの応対は行われない

・デベロッパー

-料金:$29

有料サポートの中でもっとも安いサポートプラン 対象としてはAWS の各種サービスをお試しの方、テストをご希望の方としている。 技術的質問をAWS担当者にメールで問い合わせたり、アーキテクチャに関する一般的なガイダンスサポートを受けることが出来る

・ビジネス

-料金:$100

AWSをサービス運用環境に使用するユーザに向けたサポートプラン 対象としてもAWS に本番環境のワークロードをお持ちの方としている。 メール以外にも電話やチャットでの技術サポートや一般的なガイダンスからの回答ではなく、契約しているユーザのユースケースより、より詳細な回答を行ったりと、実運用をサポートする体制を提供している。

・エンタープライズ

-料金:$15,000

AWSが提供している最大のサポートプラン 対象としてはAWS にビジネスおよび/または非常に重要なワークロードをお持ちの方としている。 ビジネスプランで行われていたメール、チャット、電話でのサポート以外に、サポート応答の優先化や指定されたテクニカルアカウントマネージャーによる24時間体制の環境監視、AWS担当者によるインフラストラクチャイベント管理など、サービスを止めない、かつより効率的な運用のためのサポートが用意されている。

Ridge Cloudのサポート体制

サポート体制はRidge社が提供しているサービスレベル契約書に則りサポートを実施しています。

SLA
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サポートサービスはRidgeが提供するRidgeクラウド・サービスに関してのみ適用され、Ridge社サポートしていないリソースについては、専用のサポートサービスを利用する必要となります。

Ridge社のサポートサービスはサポート内容を合理的に判断し、Ridge者側で重大度レベルを割り振り、反応時間を決定します。 重大度は以下4つの区分に分けられます。(1が最高レベル,4が最低レベル)

・重大度レベル:1 反応時間→1時間以内

・重大度レベル:2 反応時間→6時間以内

・重大度レベル:3 反応時間→1営業日以内

・重大度レベル:4 反応時間→6営業日以内

他のクラウドベンダと大きな差分として、サポート体制プランが存在しないため、サポートプランによる課金は発生しません。 リクエストの重大度はRidge社の判断となるため、明確な障害規定が存在していないのが特徴となります。

さいごに

今回は各クラウドベンダごとのサポートの比較を解説していきました。

Ridge Cloudは他のクラウドベンダと違い、サポートプランを立てない体制となっているため、他のベンダとは大きな違いがあることがわかりました。Ridge Cloudはスタートアップサービスのため、サポート体制を含め今後色々な変化を遂げていくため、今後も継続して調査を行う必要がありますね。。


ここまでお読みいただきありがとうございました!!